リハビリテーション科

リハビリテーション科では、リハビリ専門医による医学的管理を行いながら、理学療法、作業療法、言語療法を提供しています。疾病や障害の評価・治療、リハビリテーションゴールの設定、義肢・装具の処方など、多岐に渡って活動しています。

500㎡を上回る明るく広いリハビリテーションセンターには、最新のリハビリテーション機器を取り揃えております。またリハビリテーションセンターに隣接した屋外歩行訓練場には、坂道、砂利道、園芸を行う花壇を設置し、退院後の生活を想定したリハビリテーションを行うことができます。

平成30年6月より、トヨタ自動車(株)と藤田医科大学が共同開発した最新リハビリテーションロボット「ウェルウォークWW-1000」を導入しました。「ウェルウォークWW-1000」は、脳卒中などで麻痺した下肢を補助し、より自然な歩行に近い状態で、安全に歩行訓練を行うことができるリハビリテーション支援ロボットです。下肢を補助するロボット機能に加え、モニターに映る自分の歩行状態を確認しながら歩行訓練を行うことができるため、より高い効果が期待できます。

また当院では食事の際にむせたり、飲み込むのに時間がかかってしまうなどの摂食嚥下障害の方に対して、嚥下造影検査(VF)を実施しています。
嚥下造影検査では、レントゲン透視装置を用いて、造影剤を混ぜた食物を実際に食べていただき、飲み込むときの様子を観察することができます。結果をふまえて今後の食事形態や食事時の姿勢の調整などを決定し、安全に楽しく食事が行なえるようなお手伝いをしていきます。

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